武四郎はその生涯で多くの和歌を詠みました。
この展示では武四郎が詠んだ和歌に関わる資料を紹介し、和歌から読み取れる当時の状況や、武四郎の心情に触れていただきたいと思います。
会期:12月5日(金)~2月1日(日)
会場:松浦武四郎記念館 企画展示室
主な展示資料
貼交屏風・・・39歳の武四郎が樺太で詠んだ和歌
武四郎風刺双六・・・26歳の武四郎が甥っ子に渡した双六のふりだしのコマに書かれた和歌
和歌・・・53歳の武四郎、明治3年の歌会始の題「春来日暖」に沿って詠んだ和歌
西蝦夷日誌 二編・・・アイヌの人々の人口減少に心を痛め詠んだ和歌。慶応元年(1865)に出版された蝦夷地に関する本に書かれている
上野東照宮奉納神鏡背面拓本・・・58歳の武四郎が東京上野の東照宮に奉納した大神鏡の拓本。その背面には日本地図が描かれ、和歌が添えられている
太宰府天満宮奉納神鏡背面拓本・・・64歳の武四郎が太宰府天満宮に奉納した大神鏡の拓本。その背面には風景が描かれ、和歌が添えられている
ほか